2022年6月14日
秩父市大滝地区の国道140号現道は、急斜面の山裾を切り開いた道路のため、急カーブが連続し、落石や岩盤崩落など多く発生しています。
この区間は、秩父市内で唯一、迂回路のない幹線道路であるため、災害時などにこの道路が寸断されると非難や物資の輸送に大きな支障となります。
国道140号大滝トンネルは、このような危険な現道約7㎞の区間を約2㎞のトンネルでショートカットする道路です。
大滝トンネルの整備により、この区間の走行時間の短縮や安全性の向上、地域の防災力強化、観光地へのアクセス改善など、多くの効果が期待されます。
埼玉県内では、釜伏トンネル(2,560m)、大峰トンネル(2,200m)に次いで3番目の長さになります。
工 事 名:道路改築工事(大滝トンネル本体工)
工事場所:一般国道140号/秩父市大滝地内
工事内容:トンネル延長=2,053m 幅員=10.0m ナトム
施 工 者:大林・西武・斎藤特定建設工事共同企業体
契 約 額:5,235,890,000円
契約工期:令和3年10月から令和7年3月まで
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